綿向山(わたむきやま) 1110m. 鈴鹿山脈中央部, 滋賀県よりにある. 鈴鹿の山々を見渡せる.
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近江八幡駅
駅前のサティで買い物. 北畑口行きのバスに乗る(9:45→10:43). 終点近くで綿向山が見え始める.
北畑口(10:43)
ここから徒歩. 西明寺口まで約40分.
右奥が綿向山, 右手前が水無山, 左が竜王山.
西明寺口(11:20)
トイレあり. 水が出るけど飲めるかは知らない. 登山届けを提出し, 準備体操して出発.
たけのこ取りをしてきたという地元の人に会い, 挨拶する. 鹿にやられてさっぱりだったそうだ.
間伐作業で表参道が通行止めとの注意書きを見つける. そういうお知らせは登山口に掲示してほしい. 後で考えることにして進む.
綿向山麓の接触変質地帯の案内板がある. しかし, 何がそれなのか全くわからなかった.
ヒミズ谷出会小屋(12:00)
表参道が間伐作業で通行止めなので, この小屋で方針を考え, 水無山北尾根コースを行くことにした. 山と高原地図を買っておいて本当によかったと思った. いつもは分県登山ガイドと国土地理院の地図だけで, 北尾根コースは載ってない. なお間伐作業は7月末までには終わっているとのこと.
いきなり急坂を登る. しばらくすると登りはゆるくなるものの, 左側が崖という道が長く続く. 危険な場所もあるし, 腐りかけている丸木橋もあった.
林道(12:45)
林道に出るが, すぐにまた登山道に入る. そこは少し伐採されていて見晴らしがいい. 右の写真は綿向山.
やはり登りはゆるいが, 左側が崖という道が長く続く. さっきと違うのは下に林道が見えること.
水無山分岐(13:35)
どうしようか迷ったが, 水無山に行くことにする. 10分ほどで水無山(990m)頂上に着くが, 見晴らしはない.
さらに5分ほどで水無山南峰(985m)に着く. ここからは綿向山や鈴鹿山脈がよく見える. 少し南に進むと, 登山道はないとの標識があった. 本当は下山できるらしいが, 目的地は綿向き山なので引き返す. 水無山の下りからは, 文三ハゲが正面に見える. とても怖い. よく観察するとハゲの脇に道が見える. もしあの道が登山道だったらどうしようかと不安になる.
文三ハゲ(14:15)
近くで見たら意外に怖くなかった. 文三ハゲを登ってここまで来るルートもあるようだ. ただ, 落石の危険があるのは間違いなさそう.
文三ハゲに沿って上に向かう道もあるようだが, 登山道は林の中に続くらしい. 少しほっとする.
ただ, この道はかなり不鮮明. 何度か立ち止まって確かめたり, 足を滑らせないように注意する箇所もいくつかあった.
表参道合流(14:25)
ここからの道はしっかりしていて歩きやすい. 10分ほどで金明水に着き, 水筒をいっぱいにする.
綿向山頂上(14:50)
綿向山頂上は南北に細長い形をしていてかなり広い. 東側は低木と草が生えているだけ. 雨乞岳が間近に見え, 鈴鹿山脈のかなり広い範囲が見渡せる. 雨乞岳の右に見えるのは鎌ヶ岳. 案内板によると, 雨乞岳の陰になって御在所岳と富士山が見えないそうだ.
遅い昼食をとる. いつもはもっとゆっくりするのだが, 寒いのと遅くなったのとで30分ほどで出発する.
綿向山北尾根
この道からの眺めも素晴らしい. しばらく行くと竜王山分岐の標識がある. イハイガ岳・雨乞岳への道についてはかなり怖いことが書いてある. もちろん竜王山に向かう.
ここからの道は急な下りが多くあり, アップダウンのある道になる.
小ピーク(16:15)
綿向山を振り返る.
送電線鉄塔(16:40)
鉄塔付近は木が刈り払われていて見晴らしがよい. 左の写真の右にある赤い点は五合目小屋らしい. 天気がよければ琵琶湖も見えると思う.
竜王山頂上(17:00)
八大竜王が祀られている竜王山(825.8m)頂上. 現在も信仰を集めているらしい. ここから気分のよい林を下る.
竜王山登山口(17:30)
あとは道なりに進み, 西明寺口に戻り, さらに北畑口バス停に向かう.
18:37のバスに乗り, 近江八幡駅に向かう.